犬連れで楽しむ小田原日帰り旅:お城散歩とスイーツを満喫

犬連れで楽しむ小田原日帰り旅:お城散歩とスイーツを満喫

November 2024 Seasonal up date : 2

秋の澄んだ青空の下、愛犬と一緒に夫と小田原に行ってきました。
まずは豊かな自然に囲まれた「一夜城ヨロイヅカファーム」。
名パティシエ鎧塚俊彦さんの手がけるスイーツを購入したり、
海や山の絶景を眺めながらファーム内を散策したり、犬ものんびり過ごせます。
次に、小田原城の公園でお散歩。
小田原駅近くでは、馬肉を専門に扱う店にも立ち寄ってみては?犬用の馬肉も販売されており、わんこの贅沢なご褒美間に違いなしです。
また、人気のおにぎり専門店や神社周りのカフェでほっと一息つくのもおすすめ。
これから数週間は紅葉も見頃。秋の小田原で、愛犬との癒しのひとときを存分に楽しんでください!

朝のオープンを狙って「一夜城ヨロイヅカファーム」

高台の素晴らしい景観にある店は料理人の理想を体現している。

8時過ぎに家を出発して湘南をドライブしつつ目指すのは「一夜城ヨロイヅカファーム」。

広い敷地は日本史でも有名な一夜城に隣接する立地で開放感抜群。犬連れのお出かけスポットとして犬仲間の間で有名です。友人から話を聞いていて、ずっと行きたかった場所なのでお天気のいい秋晴れの週末に犬連れで行けるのでワクワクします。

柑橘の畑に挟まれた道路を登り、高台の駐車場へ。広い!

10:00の開店後間もない時間でも、店舗の前のテーブルやベンチはほとんど埋まり皆さんソフトクリームやお店で買ったパンを食べている様子。店内に入るとすでにレジ待ちの行列がぐるりとできています。

タルトやパイの種類が多く、飛ぶように売れていきます。でも、補充も早いので午前中で売り切れ、なんて事にはならなさそう。
カリカリの苦めのキャラメリゼがのったシュー。お酒が効いていて大人の味。外のテーブルでいただきました。

ヨロイズカファームは、「美味しい菓子作りのために、素材から自分たちで作りたい」という想いで敷地のファームで野菜や果物を育てているそう。それらをふんだんに使ったスイーツやパンのショップ&レストランカフェは大人気です。今の時期はみかんを使ったデニッシュやパイがなんとも色鮮やかで香りがよくそそられます。
今回、犬連れなのでレストランは入れませんが
日曜のこの日は「本日は予約で満席」とのこと。予約必須のようです。
ショップはタルトやパンなどのベーカリーとケーキやジャムなどのコーナーがあって皆さんトレイにもりもり乗せてレジに並んでいます。
ソフトクリームやドリンクもこちらで購入できます。

周りにはみかんの木がいっぱい。
ファームからこの風景。相模湾が美しい。
駐車場から道を挟んで一夜城跡へ。素晴らしい芝生が広がっていてピクニックも楽しめる。

ところで、「一夜城」というと、歴史では豊臣秀吉が北条氏との戦いの中、相手の戦意を消失させるため一夜にしてハリボテの城を建てた、という説が有名ですが実際は違うそう。
秀吉は短期間で城を築くため、人海戦術で工事を進め、出来上がったところで城の周りの木々を伐採し一夜にして城ができたかのような印象を与えたとのこと。
一夜城跡には立派な石垣を積んだ壁が今も残っており、その強固さから長期戦に備えた本格的な建造物だとイメージがつきます。

歴史的背景も感じつつくつろいでいたらもうお昼の12時過ぎ。一夜城から小田原城へと向かいます。

小田原城報徳の社周辺

休日のお昼頃になると、小田原城付近の駐車場はどこも満車。なんとか1台出て行く車を発見して場所がいいパーキングに停めることが出来ました。犬は入れないけれど、小田原城へ。
周辺をぶらぶらしていると「報徳二宮神社/社のひろば」という場所に可愛いカフェを発見。
木々に囲まれたおしゃれな空間の「きんじろうカフェ」。そういえば、二宮金次郎ゆかりの土地でもある小田原です。
「人に報いれば自分に徳が返ってくる」という報徳思想の提唱者だった金次郎。かなりやり手のビジネスパーソンだった人物ということです。日本人なら誰もがわかる「薪を背負って本を読む少年」アイコンをモチーフにしたなかなか可愛いお土産も売っています。

一息つけるカフェは犬連れも入ることができるスペースあり。

小田原駅周辺

駐車場を探してぐるぐる回っている時、小田原駅近くの「ミナカ小田原 」という商業施設が見た目がお江戸の日本風でぜひ行こう、ということになりました。その途中、マップ上で見つけた馬肉専門店に立ち寄ります。
馬肉の樹」は小さいお店ながらなかなかの品揃えの、最高級の馬肉の専門店。私たちは犬のおやつやご褒美フードにと考えていたのですが
取り扱いの商品は、馬刺しなど人が食べる商品がメインのお店。

最近食が細くなったお友達犬にも食べさせたいなと思い、柔らかい生肉とおやつ用の硬いガジガジできる商品を購入。

生肉の細切れは5パックのセットなので
結構楽しめそう。

駅から3分の場所にあり、立ち寄りやすい。

すでに午後2時すぎでお腹も空いてきました。食事は小田原近くの犬も入ることのできる釜飯屋さんにしようと話していたのですが、電話をするとお店は休業中。しょうがない、ではこのあたりでパパッと何かお腹に入れて、足りなかったら帰り道にある「漁港の駅TOTOCO小田原」で揚げかまぼこでもパクつこうということになりました。
ということでとりあえず前で触れた「ミナカ小田原」周辺へ。犬連れなので入ることが出来ないのですが、通りに面してひらけているので夫にリードを託してお土産ショッピングを楽しみます。
小田原のメーカーの「だし」の試飲ができて楽しい活気のあるショップでした。
そばには何やら人が集まっていて少し列ができている店があります。
魚商 おむすび六左衛門」。おむすび屋さんです。
混んでいましたが、こちらでおむすびを買って外のテーブルでいただきました。「しゃけ」と「卵黄」を選んだのですが、どちらも抜群に美味しかったです。
特に醤油につけこんだ飴色の卵黄が気に入ったので家でも作ってみようかと思いました。

「ミナカ小田原」の街並み。旅心をくすぐります。
ご飯もほろりと崩れる繊細さで海苔も具もハッとする美味しさ。

マップのまとめ

ヨロイヅカファーム
〒250-0052 神奈川県小田原市早川1352. 110
電話・0465-24-3150

報徳二宮神社(きんじろうカフェ)
神奈川県小田原市城内8−10
電話・046-523-3246

馬肉の樹
神奈川県小田原市栄町1丁目5−18 オレンヂビル 103
電話・046-543-7104

魚商 おむすび六左衛門 ミナカ小田原店
神奈川県小田原市栄町1丁目1−15 ミナカ小田原 1F 105号
電話・046-520-4363

秋晴れの休日の小田原の1日散歩。犬も一緒に楽しく過ごせました。

おまけ


小田原といえば「江之浦測候所」もおすすめ。
犬も子供も入れない贅沢なアート空間のランドスケープは要予約/人数制限あり。ラグジュアリーという表現が俗っぽく感じられる研ぎ澄まされた場所になります。

以前友人と訪れて、冬至のタイミングで行きたいねと話をしていたのですが、2024年は11/28まで受付しているそう。(12/21イベント日)
冬至光遥拝隧道は鋼鉄製の長い長い隧道で、冬至に朝日が昇る方角に向かっ作られいるのでそこから差し込んでくる光は神秘的だろうなと。早起きができる人はぜひ行ってみてください。

日本を代表する現代アーティスト・写真家の杉本博司 さんの構想で建築された空間。そこにいるだけでアートを感じる。

もう少し東京や横浜に近いお出かけにちょうどいい江ノ島も先月行ってきました。
気になる方は「江ノ島ぶらり。秋晴れドライブ日和」もチェックしてみてください。
また、湘南辻堂の半日お出かけにちょうどいい蔦屋書店の複合施設の記事「必見!T-SITE。湘南で楽しむおしゃれな買い物とアメリカンスイーツもどうぞ。

ブックデザイナー。東京から湘南エリアに住まいを移して20年以上。 家族と犬で海のそばで暮らす毎日。 趣味:洋雑誌のビジュアルを見る、仕事をしながらのスイーツ 美しいと思うもの:猫の瞳孔、犬の濡れた鼻、夕暮れのビーチ



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