鎌倉骨董祭・夏のアンティークマーケットと小町食べ歩き(古物のお店も)

鎌倉骨董祭・夏のアンティークマーケットと小町食べ歩き(古物のお店も)

August 2024 Seasonal up date : 2

夏に2回開催される鎌倉骨董祭。2024年は7/27(土)と8/25(日)に開催されるのですが、
7/27に行ってきました。
天気は晴天、30度を軽く超えていく気温の中でもアンティーク好きにとっては天国!とばかり
端から端までチェック。特に人気だなと感じたのは、着物や反物。海外からの観光客も
着物を羽織ったりして念入りにチェックしています。
今年まだ間に合う8/25(日)開催の骨董市、掘り出し物を手に入れるためにぜひ行ってみて!

あまりにも暑いので涼をとるため八幡宮近くで食べ歩きもしてきました。
熱中症に気をつけて鎌倉の夏を楽しみたいですね。

鎌倉骨董祭(7/27,8/25)

アンティークとまではいかずとも、ブロカント・古物が好きです。鶴岡八幡宮参道・馬場で開かれる骨董市は日本の古道具や食器・着物などがリーズナブルに売られていてお祭気分で楽しめます。
 今回は古物店舗が50点くらい出店していて、工芸品や着物、日本の文化で使われてきた古道具、西洋アンティーク、そしてヨーロッパブランドのセカンドハンド品までありました。

お茶の道具の掘り出し物や夏着物の帯など狙って今日はハンターのような気分で見ていきます。

暑い!けれども参拝客が途絶えない鶴岡八幡宮。参道から左右に伸びる馬場が骨董市会場。
日傘は必需品のお天気です。
男前な酒屋の前掛けを発見。2000円。
直径30cmほどの漆塗りの菓子器。1つ2000円。欲しいけれど置く場所ないかも、と悩んでしまいます。

見て回っていて気がついたのは、半数は日本人(ほぼ女性)、半分は海外の方。
日本人女性客の多くは着物の反物、植物の蔓で編んだかごに集中しがち、浴衣の反物を広げて「自分で浴衣を作ろうかな」と複数人のグループで話しているのが鎌倉らしい。着物を着る文化が関東の中ではかなり高い地域なのではないかなと思います。

日本通な感じの海外の方は通訳の日本人をつけて煌びやかなアンティーク着物を羽織っては時代背景や柄に込められた季節や意味などしっかりヒアリングして、値段交渉している模様。「布」って見ているとやっぱりテンションが上がりますよね。

お社ならではの骨董品もあって楽しい。
本日の戦利品。1959年、農業倉庫の竣工祝いの風呂敷は75cm×75cmサイズで300円。
この季節は蓮の花が見事。ダイナミックな葉に覆われた夏の池はこの時期ならでは。

夏の鶴岡八幡宮の見どころは、鳥居をくぐった両翼に広がる大輪の蓮に覆われた池。
源氏池には「白ハス」が、平家池には「紅ハス」が植えられていたそうですが、今は紅白混ざって平和的。
時間があれば、平家池のほとりにある絶景スポット「茶寮 風の杜」で蓮池を眺めてお茶がおすすめです。
ですがどうも何組か待っている列が見えて断念。汗だくで一瞬も待てないこの日は、ふらふらしながら涼をとりに小町通りへ向かいます。

混み合う八幡宮三の鳥居交差点を渡り、右手へ進み暑さで辟易とする観光客が飲み物や冷菓を求めている激戦地、小町通り。

そして入って割とすぐ右手、鶴岡八幡宮から近い場所なのに穴場の「もみじ茶屋」へ。
ここの抹茶ソフトは美味しいのはもちろん、量が多く、持ち手のコーンが幅広のワッフルコーンなのでゆっくり食べても溶けたアイスが垂れずに慌てずいただける、快適度の高い(?)ソフトクリームなのです。
店内メニューもありますが、お店の前に座って食べられるベンチなどがあってなぜか涼しくて(お店が外にも冷気を送っている?もしくはお店の自動ドアが開閉するたびに涼しさが漏れてくる?)
食べ終わる頃には「ああ、涼しくなった」と。
ふと小町通りに目をやると暑そうで温度感が違います。おすすめです!

ソフトクリーム650円、抹茶ソフトフロート抹茶ドリンク700円。

小町通りを駅方面に歩いていくと、前からビジュアルが気になっていた大仏さま焼きが売っています。具が美味しそうなのでベーコンチーズを買ってみます。ついでにレモンあんのお団子も。これはこれで結構美味しい。小腹も満たして帰路に着きます。

夏の鎌倉骨董祭。2回のみの開催で都合がつかない方に古物のお店をご紹介します。
どちらも、昔からお店を開いているリーズナブルで掘り出し物があるお店です。
看板が出ておらず名前もよくわからないのですが、鎌倉駅から小町通りに入り最初の交差点を左に進み、線路を渡って左手にある古物商。商品が多く、じっくり探すと何かしら欲しいものがリーズナブルな価格で見つかります。
もう1店は鶴岡八幡宮に近い「古道具うちだ」。昭和な古物が多く、昔の医療用品などディスプレイに良さそうなものがあります。

小町通りから線路を渡ったところのお店で買った茶碗は一つ1000円くらい。
紙の断裁機。ずっしりアナログな道具ですが、すごく便利です。1500円。(古道具うちだ)

鎌倉でのお土産がヒストリーのあるアンティークなんて一生の思い出。
普段あまり骨董品に触れない方もぜひ手に取ってその魅力に触れてみていただけたら
嬉しいです。他に、地元の人が買いにくる店を紹介している「鎌倉でリピートしてしまう自宅土産10選」や、ささっとでも大満足な「お一人様ランチ・鎌倉駅周辺のおすすめの人気6店」もチェックしてみてください。

ブックデザイナー。東京から湘南エリアに住まいを移して20年以上。 家族と犬で海のそばで暮らす毎日。 趣味:洋雑誌のビジュアルを見る、仕事をしながらのスイーツ 美しいと思うもの:猫の瞳孔、犬の濡れた鼻、夕暮れのビーチ



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