鎌倉の個性的なパン8選・パン好き必食の魅惑の逸品

鎌倉の個性的なパン8選・パン好き必食の魅惑の逸品

May 2023 Seasonal up date : 1

ベーカリーの多い鎌倉。競争が激しいのでどこのお店も特徴があってハズレなし。
そんな中で、最近、美味しいのはもちろんなのですが
個性的でグッとくる見た目や珍しい外国のパンに惹かれます。
店主のこだわりが感じられる小さな店、どうしても食べたくなる絶品のパン。
印象に残るパンを集めてみました。
鎌倉は、パン好きパラダイスです。

1.ベルグフィルドの塩ツノとザルツプレッツェル

ドイツパンのお店、ベルグフィルドにはプレッツェルなどがあり、楽しい。上/塩ツノ175円・下/プレッツェル190円

ドイツのパンを食べてことがありますか?
少し酸味があったり噛むと味が出てくる
ぎっちりしたパンがイメージです。

特にライ麦の色の濃いパンにサワークリームとスモークサーモン、ディルをのっけたら無敵です。
でも、日常的には食べない方がほとんどだと思います。

ケーブルテレビで放映されたヨーロッパのTVドラマの中で見かけた「プレッツェル」。
食卓に並ぶと特別感があって嬉しい
キャラウェイの香る「塩ツノ」。
初めての味、初めての食感が楽しい見た目も美しいパンを手に入れられる「ベルグフィルド 」は貴重なパン屋さんだなと思います。

パイやクッキーも充実。クッキーもバターが濃くて美味。

住所
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下3丁目9−24
電話
0467-24-2706

定休日はHP参照

2.mbs46.7のお食事パン(具入り)

鎌倉駅東口を出て、若宮大路を鎌倉農協連即売所の方へ向かうと、しぼりたてモンブランで人気の店がある一角があります。

ここの区画、雰囲気のあるお店が入っていて訪れると楽しいのですが、その中の一店「mbs46.7」という独特な店名の小さなパン屋さんがあります。
オープンサンドイッチなども美味しいのですが、粒ものが入った具沢山のパンが好きです。手ごねのパンの生地自体も美味しいし、バランスがいい。
お店の佇まいとそのパンになんだか誠実さを感じるのです。

少数精鋭、どれも美味しいよ、と語りかけてくるようなパン。

住所
〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1丁目1−13

電話
0467-81-5541

3.ブレッド・イット・ビーの「パン・オ・ロデブ」

パン・オ・ロデブ1/4サイズ。噛むほどに深い旨味を感じる。

こだわりの原料と天然酵母から作られるパンの焼色も美しい。

鎌倉駅東口から若宮大路に出てすぐの無印良品のそばの「ブレッド・イット・ビー」。
今の季節は美しいバラの花が迎えてくれます。

見た目も、お味もこだわりを感じるパンがほとんどですが、中でも写真のパン・オ・ロデブはカンパーニュが重力に負けた感じの広がり方(?)をしたなかなか迫力のある大きさのパン。
気になって買ったのですが旨味が強く、これからハマってしまいそうなとても美味しいパンでした。
店にはお惣菜パンなどもあり、ちょこっと買って外のイートインテーブルで犬の散歩ついでにいただくのも良さそうです。

住所
鎌倉市小町2丁目16−35 鎌倉十番館 101

電話
0467-33-4680

4.ライ麦ハウスベーカリーの「カルヤランピーラッカ」「本場のシナモンロール」etc

ムーミン、好きですか?
私は子供の頃、ケース付き単行本のムーミンの書籍一式が家にあったので何回も繰り返し読みました。その独特の世界観に魅了されたのですが、食べたことのない不思議な北欧のお料理の描写にも興味を持ったのを覚えています。

「カルヤランピーラッカ」、と聞いてその響きからも北欧を感じてしまいます。
おかゆのような状態のお米が具のパンなのですが
塩気を感じない味付けのお米をセンターにして、周りを取り囲むように色のついたパン。ドリアのような感じにも見えますが脂っ気は感じずあっさりしています。シナモンロールもさっぱり系。あのこってりとしたアイシングはかかっていないのです。
ああ、このミニマルさ。フィンランドに行ってみたいと思うきっかけになる異国を感じるパンです。

異国情緒を感じる、フィンランド人の作り手によるパンが並ぶ店内。

住所
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目8−23 鶴ヶ岡会館第3ビル

電話
0467-24-0229

営業時間
10:00~17:30くらい

定休日
日曜日、月曜日

5.パラダイスアレイの竹炭入りの黒いパン

竹炭入りのフォカッチャ(上)とあんぱん。どちらもどしんと重さを感じるパン。

お食事パンが中心ですが、あまり見かけない外国の輸入商品などもあって70年代の西海岸的な趣味を感じる。

こだわりの天然酵母で作るパンが人気の鎌倉農協連即売所内のベーカリー。
この個性的でクセ強目なパン屋さんが入っているおかげもあって連売にくる客層が広くなり、連売がただのお野菜の即売所ではなく、観光客も楽しめる場所となっているのに貢献していると思います。

パンも美味しいのですが、このお店のどこか只者ではない雰囲気が◎。
そして、この竹炭入りのワイルドな見た目のパンに
その雰囲気が反映されていてちょっとシビれるのです。

住所
神奈川県鎌倉市小町1丁目13−10

電話
0467-84-7203

6.利々庵のカレーパン。それ以外も。

外側のパンも、中のカレーも自分的には完璧です!大好き!

鎌倉駅周辺で、普通に自宅にパンを買って帰るとしたら鎌倉の人は利々庵で買う、という人が多いです。お値段が良心的ということも大きいようですが、飽きずに毎日食べたいパンがここにあるのです。焼き時間を公表している食パンも各々お好みがあるようですが、私の好物はカレーパン。
普通にしみじみ美味しいのです。
スパイスが鮮烈に効いていたり、具がゴロンとしていたりのグルメなものも好きなのですが、
利々庵のカレーパンは普遍的に求めるカレーパンの枠から外れていなくて、かつ美味しいのです。

丁度いいって無敵なことだなと感じてしまうカレーパン。お試しあれ!

このお店の雰囲気もグッとくる。

住所
神奈川県鎌倉市御成町10−19
電話
0467-61-3005

7.レガレヴのクイニーアマンとクロワッサン

香りが良く、味が良く、かみごたえが良く。ため息が出ます。

あらあら、まあまあ、どうしましょう。
こんなに美味しいバターで作ったらなんだって美味しいわよ!と他店もツッコミを入れたくなるレガレヴ。特に絶品のクイニーアマンは必食です。
最高の材料、最高のセンスと技術で作られた数々の焼き菓子やスイーツ。
お店が鎌倉にできたときは、地元のサロネーゼが「なんでこんなすごい店が鎌倉にやって来ちゃったのぉ〜!!」と興奮気味に語っていたものです。

お値段は高め。でも内容を考えると十分なコストパフォーマンスがある。
特別な日や喜ばせたい人がいるときはレガレヴの鉄板、デセールもオススメです。

住所
神奈川県鎌倉市御成町10−4
電話
0467-81-3719

8.ぐるぐるベーグルのベーグルサンド

もうすでに鎌倉の人気店となっている「ぐるぐるベーグル」。
どっしりとしたベーグルにどっしりとした具材を挟んだサンドイッチは食べ応えがあり、サンドイッチに使うベーグルの種類と具のマッチングも楽しい。

作り手の方のストイックなお仕事ぶりがサンドイッチにも出ていて、おお、そうくるのか、と伝わるものがあるベーグルサンドです。

そして、かなりお腹いっぱいになるこのベーグル。
ごちそうさまでした=。

住所
神奈川県鎌倉市小町1丁目3−4 丸七商店内定
電話
0467-73-8340
休日 
水曜日、第2・第4火曜日
営業時間 
12-18(完売次第終了) 

今回は鎌倉の個性的だったり、特徴的だったりするパンを紹介しました。
でも、ご紹介した美味しいパンはほんの一部。
あそこも、ここも、あれもこれも、と数えたらきりがない鎌倉の美味しいパン。
もしオススメのパンがあったら教えてくださいね。

今回ご紹介したレガレヴのデセールなどの記事がある「鎌倉のアフタヌーンティーとデセール3店」もぜひチェックしてみてください。

ブックデザイナー。東京から湘南エリアに住まいを移して20年以上。 家族と犬で海のそばで暮らす毎日。 趣味:洋雑誌のビジュアルを見る、仕事をしながらのスイーツ 美しいと思うもの:猫の瞳孔、犬の濡れた鼻、夕暮れのビーチ



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