逗子映画祭と花火大会。混み合う逗子で快適に過ごす方法

逗子映画祭と花火大会。混み合う逗子で快適に過ごす方法

May 2024 Seasonal up date : 1

ただいまゴールデンウィーク真っ只中。
混み合う逗子海岸はこの時期、映画祭に来るおしゃれ女子でいっぱいになります。
日中ちょうどいい格好に、カーデガンを持ってきているくらいでは
夜、海岸で上映される映画は寒くて最後まで見ることは不可能であろう、とか
トイレ問題で大変なことになるのだろう、とか
会場では食事が売り切れてしまうのでお腹が空いてしまうだろうな、とか。
毎年の事なのですがなんともいたたまれない気持ちになります。
逗子の花火大会もしかり。会場の混雑は想像以上で
打ち上げ時間中にトイレに立とうものなら、
もう花火が終わるまで自分のスペースに戻れなくなるケースも多々あります。
そんな混み合う会場で快適に過ごす方法と会場のリアルを
ちょっとお節介ではありますが、地元目線でお知らせします。

海岸の東側(中央通りから海に向かって左側)に設置された映画スクリーン。GWの逗子の風物詩。

毎年ごとに賑わいを増して大きなイベントになっているGWの逗子の映画祭。
逗子住民も大好きなイベントですが、人気になりすぎてその混み具合に少々腰がひけている昨今です。よく聞くのは「2年前までは子供と行っていたけどもう混みすぎてご飯も売り切れてしまって買えない。」「3年前に行った時に見た映画が良かったけど寒いからなあ。」とか地元ならではの感想をよく聞きます。

でも、この素晴らしい雰囲気を味わいたくて、いいところ取りで楽しめないか工夫をするようになりました。

映画上映中の時間には少し落ち着く。8:00PM前くらいの会場前の様子。
オープン前の、朝の飲食ブースの様子。おしゃれで夕方にお酒を飲むのが楽しみです。
子供に一番人気の小さなメリーゴーランド。
逗子っ子は皆子供の頃にお世話になっている?

最近、映画祭は完全にチケット販売での入場になりました。完売御礼の模様です。
逗子市民だけ当日枠があって,何枚かは発券あり(身分証明書が必要・本人のみ。代わりに並ぶのはできない)。
当日券は12:30〜売り出し開始でお天気の良い日は、人が並ぶので早めに行ったほうがよさそうです。
お天気が悪いと本当に寒く、真冬のキャンプに行くぐらいの防寒具、雨具が必要です。
(テントやチェアーの持ち込みは禁止)
逗子海岸は特に寒暖差があると風が強くなるので海の湿気を帯た体感温度は気温より-5度以上と見積もってください。
お天気だとしても夜の海岸はとにかく寒い。フリースジャケットだけでは足りず、毛布とダウンくらい用意したほうが安心です。裸足なんてもってのほか、と皆口を揃えて言います。

主催者側も警告していますが、ちょっと甘く見積もると映画は最後まで見ることはできないでしょう。間違いなく凍えます。荷物は増えますがご用意を!

何年か前の様子。おしゃれなお店ばかりで楽しい。ロハスなテイストの店が多い。

二つ目の問題は「食べ物売り切れ」問題。
人気の映画やイベントが組み込まれている日は鮨詰め状態で(ごめんなさい)、ディズニーランドさながら。
体感としては飲み物は並べば買えて、お目当ての食べ物は売り切れて食べられないことが多く、買えたらラッキー。物販での食品やグッズは割とすんなり購入できます。でも、昨年は飲み物も売り切れた話もあって油断できません。

なので、軽く腹ごしらえしていくのをお勧めします。また、ペットボトル飲料か水筒に何か持っていったほうが安心かもしれません。持ち込み禁止ですが、売り切れてしまうことを考えるとアルコールを持ち込まない限り、そこまで厳しくはないと思います。くれぐれも没収されなように。

最後は「トイレ問題」。
公衆トイレや臨時の設置トイレがありますが、苦手な人が多いかと思います。
一度チェックインすると当日は出入り自由なので、海岸近くのカフェやファミレスに食事や小休憩しにいくことをお勧めします。
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近くのファミレス
レッドロブスター逗子店
カンティーナ
ステーキ宮
なぎさ橋珈琲
ラ・オハナ
夢庵

会場の道路向こうに小さなお店もいくつかあります。オープンしているかはその時次第。

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駅と会場の間にあるアクセスしやすいカフェ・飲食店
プールサイドコーヒー
ブローニュ(ベーカリー)
みさきドーナツ
カフェ くじらぐも
アミーゴマーケット

美味しいベイクが食べられるプールサイドコーヒー。18:00までオープン。

逗子映画祭はもともと「シネマアミーゴ」という小さな映画館のオーナーが発起人となってスタートしたイベントなのは有名です。
逗子の映画好きにとってはオアシスのような映画館で、上映する映画のセレクトは通好み。映画館も一軒家のリビング感覚でお酒やコーヒーを飲みながら楽しめます。映画祭をきっかけに、ぜひシネマアミーゴにも足を運んでみてください。
きっとここに来るために逗子通いする、そんな魅力のある映画館です。

スクリーン設置場所をそのまま内陸に入りすぐにある映画館。隣はアミーゴマーケット。

そしてもう一つのこれからのビッグイベント、「逗子花火大会」。花火中盤以降から切り替わる「コロワイドプレゼンツ」の花火の猛ラッシュフィナーレは空が真っ白に、日中の明るさになるほどの花火量で圧巻です。
海岸沖に設置された打ち上げ場所ではありますが、風向きによっては花火の大きなカスが頭上に降ってくるほどの臨場感。
西浜側は特に帽子をご用意することをお勧めします。

また、こちらも「トイレ問題」。毎年トイレ難民で青ざめた顔の人たちでごった返しますので海岸に入る前にしっかりとトイレは済ませて、持ち込んだビールなどを飲みすぎないようにご注意ください。冷えも厳禁、こちらもフリースやパーカなど必須です。

事前の場所取りが可能なので、早めにきて場所を確保し、近くを散策しても楽しいかと思います。

近くに住居のある人たちは花火すすの防御に車にカバーをかけ、犬を飼っている人はトラウマになっている子続出で、遠くに避難するほどの爆音・振動・大賑わいの1日です。

もとは別荘地。今は東京にアクセスしやすい静かなベッドタウンでもあり
週末や連休には観光地となる逗子海岸。
夏の海の家が立ち並ぶころについては「逗子海岸、海の家ランチ。ロコおすすめのおしゃれなビーチハウス4件」、「朝の逗子海岸散歩とその後のチルタイムにお勧めのカフェと海の家」、ちょこっと気軽に入ることのできるおすすめのお店は「列ができる逗子の人気店・こよみ/鬼助ベニエ/CREMAHOP」などの記事があります。
ぜひアクセスしてみてください。

ブックデザイナー。東京から湘南エリアに住まいを移して20年以上。 家族と犬で海のそばで暮らす毎日。 趣味:洋雑誌のビジュアルを見る、仕事をしながらのスイーツ 美しいと思うもの:猫の瞳孔、犬の濡れた鼻、夕暮れのビーチ



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