犬と神奈川から京都へ|春のドライブ、少しだけ子離れの夫婦旅

犬と神奈川から京都へ|春のドライブ、少しだけ子離れの夫婦旅

April 2026 Seasonal up date_3

3月の終わり。夫と私、そして12歳のゴールデンレトリーバーと一緒に、車で京都へ向かいました。

旅の目的は、関西で行われる大学のオープンキャンパスに参加する子どものアシスト。神戸と京都、二つの大学が同日に開催されるため、息子と彼の友達を時間が限られる中、高速道路でハシゴさせるという役割がありました。
けれどもうひとつ、子どもがいない時間を少しだけ借りて、夫婦と犬で旅を楽しみたいという気持ちも。

駿河湾SAのドッグラン、浜名湖のうなぎ、姫街道の景色。
京都では犬が主役のホテルに泊まり、鴨川デルタを散歩し、出町のコロッケに感動する。
観光地を制覇する旅ではないけれど、夫婦と犬との思い出はしっかり増えました。

駿河湾沼津 サービスエリアのドッグランで、旅が始まる

晴天の東名高速、富士山の絶景を見ながらの下りは旅のワクワクドライブのスタートです。
立ち寄った駿河湾沼津SAは大を飼っている人にはおなじみの場所で、ちょうどいい広さの人工芝のドッグランがあります。

この日は春休みの影響もあり賑わっていて、大型犬ゾーンにはフレンドリーな犬たちが集合。

ちょっとしたリフレッシュに嬉しい時間になりました。

高速道路標識に「絶景ポイントですよ」と案内があるほど真ん前に富士山です。
ドッグランに入ってすぐ「大歓迎!」と飛んできてくれたフレンドリーなボーダーコリー。
旅に出た時は「小さく散財する」。買い物はご当地の特色を知る醍醐味があります。

浜名湖でうなぎ。犬と舘山寺園のテラス席

お昼のお楽しみは浜名湖。「うなぎ湖畔食房 舘山寺園」は湖畔のテラス席があるうなぎ屋さん。ドッグフレンドリーな店とのこと。
私はうなぎは白焼きが好きなので注文すると、塩を振っていないとのことなので少し犬にもおすそ分けします。
初めて食べるうなぎに、「超衝撃の美味しい顔」のうちのゴル。私もワサビでいただくひつまぶし風のいただき方が好みのセンターで大満足。犬用のおやつやフードも用意されていて、居心地がいい、景観のいいお店でした。
また浜名湖に来たらここはリピートします。

普通盛りより少なめのセットを頼みました。ちょうど良かったです。三ヶ日みかんつき。
浜名湖って観覧車もあるのですね。のどかな風景に和みます。
出汁のかかった(うなぎかな?)お野菜とチキンとビスケット。お行儀よく食べてね。
駐車場もあって犬連れOKの美味しい鰻屋さん。貴重です。
浜松市西区舘山寺町2229
営業時間11:00~営業時間
  平 日:11:00 ~ 15:00
  土 日 祝:11:00 ~ 19:00
定休日:木曜日(祭日は営業)定休日:木曜日(祭日は営業)
電話:053-487-0628TEL:053-487-0628
メール:info@kanzanjien.netメール:info@kanzanjien.net

浜名湖から岡崎へ。オープンカーで姫街道ドライブ

浜名湖から名古屋方面へは、一般道でゆっくり移動。今回の旅でいちばん印象に残った姫街道を走りました。
山間を抜けていく道は集落の景色が古き良き日本の風景で圧巻。美しい。
3月の終わりで桜が咲き始めている場所もあり、景色がとにかくきれいでした。
ツーリングのバイクが多かったのも納得です。
高速道路より、こういう道を走るほうが線で繋ぐ旅を感じて好きです。
姫街道という名前の由来も興味深く、江戸時代、移動の自由のないお姫様の関所を避ける抜け道だったそうです。

ポツポツとピンクの桜の塊が映える山並み。

岡崎の老舗和菓子店「備前屋」で御菓印集め

岡崎で立ち寄ったのは、天明二年創業の老舗「備前屋」。集めている“御菓印”をいただける和菓子屋さんです。
店内は広く、洋菓子も充実。
とても混んでいて、整理券を取って購入するスタイルになっていました。
お目当てはもう一つ、名物の「手風琴(てふうきん)」。求肥を編むように包んだ、柔らかいおせんべいのような形のお菓子で、徳川家康ゆかりとも言われる岡崎銘菓です。

他にも、生菓子をいくつか購入して、静岡で調達した抹茶ドリンクと一緒に楽しみながら、次の目的地へ向かいました。


愛知県岡崎市伝馬通2丁目17番地
営業時間 9:00-19:00(年末年始などには営業時間の変更があります)年中無休
決済方法
現金・各種クレジットカード・各種QR決済

彦根の旅籠屋、犬連れ旅にちょうどいい宿

この日の宿は滋賀・彦根の「ファミリー・ロッジ旅籠屋」です。
インターチェンジ近くにあることが多く、アメリカのモーテルのような造りで、車旅の途中にさっと泊まれるシンプルな宿。
清潔感があり、ベッドも大きく、移動疲れを癒すのに十分です。犬連れで泊まれる部屋が用意されているのもありがたく、
キャンセル規定も柔軟で、利用しやすいです。
彦根周辺では犬OKの飲食店が見つからなかったので、閉店直前滑り込んだお肉屋さんで近江牛のたたきや揚げ物を買い、スーパーで刺身とお酒も調達して部屋ごはん。
犬は移動の疲れが出たのか、すぐにすやすや。
私たちは晩酌をしながら明日の予定を確認し、静かな夜を過ごしました。

こんなとりとめのない食事の一コマ。お箸をもらうのを忘れていて、旅籠屋のコーヒーサービスにあったマドラーを駆使しての食事。

翌日はオープンキャンパス送迎。親のおせっかいです

翌朝は大阪の繁華街にあるホテルまで前日から宿泊していた息子と友達をお迎え。そこから車で神戸へ。午後は京都へ移動し、二つの大学を回るスケジュールです。

子どもたちが見学している間、私たちは不動産情報をチェック。軽食も済ませます。
もし大阪に住むことになったら、家賃や間取りはどうなるのか。
親は結局、こういう現実的なことが気になってしまいます。

高速で1時間かけて京都の大学に向かい、京都では犬と夫は車で休憩、私は子どもたちと別行動ですが一緒に大学内へ。面白かったのは「ジェンダーレストイレ」みたいな表記があって、男女に分かれていないトイレカテゴリーがあった事。時代ですね。
一日を終えたあと、子どもたちは京都駅から新幹線で帰宅。
私たち夫婦と犬は、京都に1泊。1日だけ京都を楽しむ旅程です。


犬が主役のホテルに宿泊

京都では「hotel anddoggy 京都二条」に予約済み。犬が自由に過ごせるコンセプトホテルです。
中心地からは少し離れていますが、車移動なら問題なし。近隣の駐車場に停めてチェックインしました。
マナーパンツの着用が必要なのですが、履いたことがなく少し戸惑っていると、ホテル側が大きめのものを用意してくれました。(無料!)
館内にも備品が豊富に揃っていて、犬連れへのサービスが徹底されています。
フロントのある1階には広いラウンジカフェがあり、フリードリンク。犬のフォトブースや室内ドッグランまである。
居心地良すぎです。

素敵なソファのあるラウンジ。あちこちにフックがついていて犬連れが前提の仕様。

夜8時のホットドッグタイムが、想像以上に本気だった

夜8時になると、ホットドッグを振る舞うサービスがあると案内され、夕食前でしたが、せっかくなので行ってみました。
正直、サービス品の軽食くらいの気持ちだったのですが、これが驚くほど美味しい。
プリプリソーセージの下にはスパイスで炒めたキャベツなども入っていて、美味。
「このホットドッグを食べに、また泊まりたい」
そう思うほど満足度が高かったです。

お店の雰囲気がが本家ゴディバよりカジュアルなイメージ。もちろん美味しい。

京都の夜は、錦市場大丸デパ地下の“部屋ごはん”

実は私たちは旅先でも家でも夜の外食をあまりしません。ホテル内にレストランがあれば別ですが、好きなお酒を飲んでリラックスして、そのまま眠れる“部屋ごはん”が好きです。
チェックイン前に錦市場を歩き、生麩や小さなお稲荷さんなど京都らしいものを購入。
朝食用にはゴディバプロデュースの「ゴディパン』でチョコレートのパンも買いました。
さらにデパ地下では、551の肉まん、シュウマイ、餃子のセットやら色々買い込みました。
部屋で広げてみたら、とても二人で食べきれる量ではなく、冷蔵庫に入れて一部はお土産にすることにしました。

広めのお部屋は犬もベッドに上がっていいそう。ベッドへの階段がついていました。

お部屋にはワンコの備品が充実していてドッグケージもあり、何も持っていく必要なし。
浴槽がなく、水圧の高い海外にあるような大きなヘッドのシャワーがついているお部屋。最近、このタイプのシャワーが好きなのですが、他にも洗面のボウルなど全てがおしゃれでミニマル。自宅のリフォーム用にとチェックしてしまいました。
ここのホテル、週末はそれなりなのですが、平日だったため3万円弱で泊まることができて京都犬連れには超おすすめ。うちはリピート確定です。
チェックインの時にフロントでいただいた鹿のジャーキーを食後に食べてワンコも満足そうです。
お酒もすすみ、ご当地フードでお腹もいっぱい。幸せな気分で眠りにつきました。

フォトブースもあり。初体験だわん。
075-813-0211
anddoggy-adkn@solarehotels.com
〒604-8316京都府京都市中京区大宮通御池下る三坊大宮町144番地4

下鴨神社鴨川デルタ。京都らしさを感じに行く

今回は、京都で修行していた料理人の方にすすめてもらった下鴨神社(賀茂御祖神社)を散歩しました。参道の砂利道や木々の空気が瑞々しく京都らしい空気感。でも、神社の途中までしか犬が入れず脇にそれて川沿いに出て
鴨川デルタへ。
飛び石を渡る人たち、川辺でくつろぐ人たち。そしてここで、思わぬ出会いがありました。
水面を泳ぐ“カピバラのような動物”。
後で調べてみると、それはヌーテリアという大型のネズミ。地元の方も驚くほど珍しいタイミングだったようで、
旅の記憶に残る小さな事件になりました。

昔、毛皮を取るために日本に持ち込まれたそう。ペットの野生化では無いらしい
岡田商店はお肉も安くて美味しい。

出町の商店街、はまります。

川沿いを歩いて出町エリアへ。
有名な和菓子屋さんの行列が道路を越えて伸びていたり、業務用の大きな袋に入ったこんにゃくを売っているお店の前でも数人の列。
和菓子屋さんは待ち時間がありそうで断念しましたが、こんにゃくを1キロ近くあれこれ買ったり「岡田商店」というお肉屋さんでも買い物をしたり。揚げていない衣をつけた状態のフライをたっぷりと、ついでに揚げたてコロッケもひとつずつ。これが本当に美味しい。
油の香ばしさが素晴らしく、次に京都に来たら、ここでコロッケを20個は揚げてもらおうね。夫婦でそう話しながら食べた味は、たぶんしばらく忘れません。

旬の京都産たけのこをお土産に

その後、車を停めた場所に戻りながらアーケード街へ入ってみました。庶民的な雰囲気の下町のアーケード街、っといった雰囲気の中に野菜が充実したミニスーパーを発見。なんとなく惹かれて入ってみると京都産の瑞々しいたけのこが、驚くほどリーズナブルに売られているのを発見。こういう鼻、きくのです(自慢)。
たくさん買い込んで、
「もう京都のお土産はこれでばっちりだね」
そんなことを話しながら帰路につきました。

帰りはトイレ休憩や軽食を挟みながら、ほぼまっすぐ。夜9時には無事に帰宅。
京都で買った551の豚まんとシュウマイは、帰宅後の夜ごはんになり、子どもも大喜び。家族で美味しく食べました。


デパ地下で買った551horaiは近所にあったらいいのにと思います。

まとめ|親の役目と、犬との時間と。少しだけ子離れの旅

今回の旅は、オープンキャンパス送迎という少々おせっかいな目的でした。
でも、実際に動いてみると、大学同士が離れていて、電車移動では時間がかかり、
スケジュールに対して厳しいルートで関西の土地勘がないことを考えても必要な手助けでした。
車で送迎できたことは、意味があったと思います。
ただ一方で、高校3年生にもなると、子どもたちはもうほとんど助けがいらない。
むしろ親は邪魔なのかもしれない。そんなことも少し実感した旅でした。
そして、うちのゴールデンは12歳。今年13歳になります。
疲れやすくなってきたけれど、まだ一緒に車の旅を楽しめることを再確認。
そんな高齢犬ですが、マナーパンツをつけ、フォトブースで写真を撮り、
うなぎを食べ、といった全部が初めての経験で思い出に残る旅でした。
暑すぎず寒すぎず、春は犬との旅にちょうどいい季節。
今年も元気なうちに、いろいろな場所へ一緒に出かけたいと思います。

今回は初めて地元ではない旅行のブログを書いてみました。神奈川への旅をする方には
鎌倉のざっくりした「東京から1時間。”侍”文化の発祥地、鎌倉へ。」をお勧めします。ぜひ読んできてください。


ブックデザイナー。東京から湘南エリアに住まいを移して20年以上。 家族と犬で海のそばで暮らす毎日。 趣味:洋雑誌のビジュアルを見る、仕事をしながらのスイーツ 美しいと思うもの:猫の瞳孔、犬の濡れた鼻、夕暮れのビーチ



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